B型肝炎訴訟基本合意3周年記念集会など

 6月28日(土)B型肝炎訴訟基本合意3周年記念集会が東京の如水会館で開かれたので参加した。
 会場は、200名を越える参加者で、熱気むんむんであった。徳島からは私とNさんが参加した。国会議員や地方議員からの挨拶やメッセージもあり、請願は残念ながら国会で採択されなかったが運動の広がりが見られた。徳島からは、意見書採択をした2議会の議員からメッセージが送られてきた。ありがたいことである。

○小林雄樹議員(徳島市・朋友会)
 せっかくお招きいただきましたが、都合がつかず申し訳ありません。これからもともに頑張ります。
○上田公司議員(鳴門市・共産党
 この度はレセプションへのご案内をいただきありがとうございました。是非出席させていただきたいと考えておりましたが、当日は他の予定がすでに決定しているため、参加することができません。誠に申し訳ありません。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。貴団体の今後ますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

 記念集会の前に同じ会場で原告団総会が開かれた。この間の請願署名(52万筆)や地方議会での意見書採択(200自治体を超える)や240名を越える国会への紹介議員獲得など大きな前進を見せた。また、恒久対策、真相究明・再発防止、個別救済、教育・啓発の各分野でも少なからぬ成果があったと報告がされた。困難で不慣れななか、全国・地方の役員の皆さんの努力には敬意を表したい。
 今後の活動では、以下の点が指摘された。
①被害者50万人だがまだ1万人の原告。これをどう広げていくか。
②すべてのウイルス性肝炎患者の社会的・経済的地位の回復・向上の活動をどう進めていくか。
③全国弁護団との意思疎通、原告団弁護団が一体となった活動をどう進めるか。
④他団体との協力・共同・共闘をどう進めるか。
⑤役員会から全国の原告への発信、情報の共有、各地での活動交流、支援。
 1万人を越える原告団となったB型肝炎訴訟。今回の総会で、一段高いところまで運動が発展して来ていると感じたが、財政問題を含め課題山積といった状況だ。役員会が一人一人の原告、各地の原告団の総意を集めた運営をすることが肝要と感じた総会であった。


 翌日(29日)は父親の18年祭、母親の10年祭が千葉の我孫子であったので連れ合いと参加した。私を含め5人姉兄弟。子どもや孫を入れて総勢28名であった。5年ぶりであったので会食では賑やかに近況報告が行われた。駒ヶ根在住の二女は子ども2人を連れて初めての参加であった。



 私の息子を始め甥たちは誰もまだ結婚していない。神道形式なので次回は10年後になる。誰もかけることなく、家族が増えることを願って、しめの挨拶を私が行った。



我が家の郷土玩具  いせそう  福生酉(1991年購入)


どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○戟(げき)を枕に露営の夢を 心ないぞや玉あられ
○打にや打たれず打たねば済まず 月のきぬたに母の影
○ぬいた鏡に写るは笑顔 こよひ切り入る友と友