「泡盛『通』飲読本」
- 作者: 仲村清司,酔いどれ泡盛調査隊
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2003/06
- メディア: 単行本
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泡盛のことが、盛りだくさんに書かれている。今年1月25日、沖縄で肝炎恒久対策会議があったので連れ合いと参加したことは、以前書いた。沖縄に住んでいる従弟に案内してもらって、沖縄の歌と踊りと泡盛を楽しんだ。それで本書を買う気になった。
普段は、ほとんどと言ってよいほど泡盛は飲まない。ビール・日本酒・焼酎までである。焼酎もそうであるが泡盛も最近は飲みやすくなっている。従弟との久しぶりの再会なので、美味しく飲めたのであろう。徳島でも、沖縄料理を食べさせ、泡盛を飲ませてくれる店ができているが、行ったことはない。
目次は以下のとおり。
第1章:島人に染み入る泡盛濃度
第2章:泡盛の正しい飲み方を指南する
第3章:オキナワ列島縦断・泡盛勢力図
第4章:泡盛とはこうつきあいたい
第5章:古酒の魅力を知り尽くす
第6章:実用的泡盛「通」飲ガイド
数年前、連れ合いの友人が神戸にいるので二人で泊りがけで遊びに行ったことがあった。そこで出てきたのが、20数年前に沖縄に行って買ってきてそのまま棚に置いてあると言う泡盛であった。友人の連れ合いはまずくなっているからよかったらあげると言う。そんなはずがあるわけがない。いいのかいと言って、瓶を開けてみた。勿論、私の予想どおり芳醇でまろやかに変身した泡盛が、私の胃を満たしてくれた。彼女らも飲んでみて、その美味しさにびっくりしたのである。今度はくれないという。瓶を開けずにそのまま持ち帰ったらよかった。泡盛も焼酎と一緒で、日本酒のように差しつ差されつの関係はないので、ごく自然に自分のペースで飲めるのがよいところである。
我が家には沖縄のCDがかなりある。一番は何と言っても、嘉手苅林昌の「琉球フェスティバル74」である。これはもう40年も前に日比谷野音で開かれたライブをレコード化したもの。それを佐々木灰燼にCDに焼いてもらった。これを聞きながら飲む泡盛は最高であろう。
ほかに、我が家の沖縄のCDを拾ってみると、照屋林助・リンケンバンド・古謝美佐子・我如古より子・ネーネーズ・大島保克・普天間かおり・THE BOOM・夏川りみ・大工哲弘・ビギン・シーサーズ・新垣勉・安里勇・知名定男・津波恒徳・喜納昌吉などがあった。これを全部聞いてしまうと、泡盛も足りなくなるし身体にも悪い。奄美出身の歌手のCDもある。
どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店)
○ほれた証拠はお前の癖が いつか私の癖になる
○主と旅すりゃ月日も忘る うぐいすなくそな春じゃそな
○月夜がらすを夜明けと思ひ 主をかえしてあと悔やむ