肝炎全国恒久対策会議と古書店

 今日は午前中に、庭の木の刈り込みと消毒を行った。切り倒したのもあって、3時間あまりもかかった。

 一昨日(9月28日)は大阪で肝炎全国恒久対策会議があったので参加した。今回の議題は、①医療費助成の実現に向けて、②教育・啓発チームより(啓発・知識の普及に関する申し入れ書について、③その他 であった。
 ①では、医療費助成に向けて与党議連ができようとしている。また、私たちが取り組んでいる地方議会意見書については、9月議会で大きな進展があった。富山県滋賀県愛媛県では県を含むすべての地方議会が、国に意見書を上げている。全国で取り組んだ肝炎署名は50万筆を超え217名の国会議員が紹介議員になってくれた。いろいろ問題点もあったが、全体としてはこれからの肝炎の取り組みに大きなプラスになり成功であった。厚労省の肝炎対策推進協議会では肝炎基本指針の見直し(2016年5月)に向けた議論も始まろうとしている。これまでの運動の成果をどう新たな基本指針に盛り込めるかが問われている。今年東京で1,000名以上集めて行われた「オールジャパン肝炎サポート大集会」は来年も6月1日に東京国際フォーラムで1,500人を集めて開くことになった。それにあわせ、各地(関西は11月16日)でも肝炎フォーラムに取り組むことになった。
 ②では薬害肝炎・日肝協と共に共同パンフ(輸血・薬害・予防接種など、医原病としての肝炎がわかり、かつ3団体の患者の陳述をいれたパンフ)を作ることになり、案が示された。
 また、B型肝炎訴訟原告団としては、今後の組織のあり方を検討する必要があるとの認識が示された。
 私は、来年6月1日の大集会の持ち方について(幅広い団体・患者の結集が必要)、教育・啓発については、個々の医療従事者・福祉施設関係者などの教育だけでなく、それらの組織の教育が必要なことを発言した。
 今後の日程では、11月17日(月)肝炎フォーラム(東京)、11月18日(火)国会内で院内集会、12月6日全国恒久対策班会議(土)、教育・啓発に関連しての患者講義の学習会12月6日(土)などが確認された。


 今回の大阪行きは、一便早い高速バスで行ったので時間の余裕があった。そこで阪急三番街近くの、前から気になっていた神社に行った。まことに小さな神社であるが、綱敷天神社と言う名前で、ご祭神は菅原道真(学問の神様、天神様、旅行安全)と、玉姫稲荷大神(縁結び・商売繁盛)と案内には書いてあった。私は別に神道に対して信仰心があるわけでない。絵馬を集めるのが趣味で、神社や寺に行っている。今回の絵馬は下の通り。

 その後ジュンク堂書店古書店に立ち寄った。
 ジュンク堂で購入したのは、
  ○日本のおもちゃ絵 編集:COCHAE 青幻社
  ○江戸端唄集 倉田 喜弘 岩波書店
  ○ニッポン景観論 アレックス・カー 岩波書店
  ○中国ポスター 秋山 孝 朝日新聞出版
 古書店で購入したのは、
  ○粋の懐  湯朝竹山人編 アルス社 昭和2年12月刊
 小唄の本である。
  ○火花 北条民雄の生涯 高山 文彦 飛鳥新社
 8月23日のブログで紹介した、北條民雄展に紹介されていた。たまたま古書店の500円均一のコーナーをのぞいたらあったので購入した。こういうのを見つけると嬉しいですね。



我が家の郷土玩具  佐渡 のろま人形



どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○旗揚げは蛭ケ小島ぢやない路地の奥 天下も取る気で持つ世帯
○古疵へさはりたくない互ひの無口 早く酔ひたい久し振り
○今日も逢つてるきのふも逢つた 去年が恋しい日記帖