「山の目玉」・「山男」 畦地梅太郎
- 作者: 畦地梅太郎
- 出版社/メーカー: 山と渓谷社
- 発売日: 2013/09/20
- メディア: 文庫
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- 作者: 畦地梅太郎
- 出版社/メーカー: 山と渓谷社
- 発売日: 2014/09/12
- メディア: 単行本
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もうずっと以前、会議で度々岡山に行ったことがある。その時、時間があれば立ち寄ったのが岡山シンフォニービル内にある「丸善」であった。徳島にはあまり大きな書店がないので、読みたい本が見つからない。
そんな時、ビルの一角に畦地梅太郎の版画を扱っている店を見つけてのぞいた。こじんまりとしているが、なかなか洒落た感じだった。もちろん畦地の版画は見ていて楽しかった。山男の風貌や山の姿に気を引かれたのであった。当時は、山にのぼることさえ考えたことはなかったが、山とは良いものだと感じさせられた。買いたい版画もあったが、懐が「うん!」と言わないので諦めた。最初の自費出版「孺子の牛」(2008年5月発行)では「21.馬頭琴」のなかで、丸善について少し触れた(2005年5月12日)。
とにかく、版画のユニークさ、親しみ深さ、暖かさが良いなと感じさせられた。「山の目玉」では文の初出が明記されていれば、当時の山行の厳しさや楽しみがもっと味わえたのではないかと思う。「山男」の巻末には、畦地の美術館が紹介されている。いつか、行ってみたいものだ。
あとりえ・う 東京都町田市
http://www.atelier-u.net/
畦地梅太郎記念美術館 愛媛県宇和島市
http://www.city.uwajima.ehime.jp/www/contents/1283996790015/index.html
どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店)
◯膝をかしてロマンスグレー 梅雨の一服パパひる寝
◯相手いないしいるのは蚊だけ さされてわびしくつぐ手酌
◯やらずの雨よとわかれを惜しむ 肌にしみてる抱かれぐせ
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