とくしま難病支援ネットワーク総会と10周年記念講演会・祝賀会

 昨日(21日)は阿波観光ホテルで、とくしま難病支援ネットワーク総会と10周年記念講演会・祝賀会が行われたので、徳島肝炎の会の近藤事務局長、末広前会長と参加した。
 総会は短時間で済ませ、事業報告・会計報告・監査報告・役員改選・今年度事業計画・今年度予算が全員一致で承認された。総会の議長は私が務めた。
写真は総会後の記念撮影と会長あいさつをする近藤さん。

 1時半からは記念講演会があった。内容は盛り沢山であった。講演に先立ち来賓から挨拶があった。後藤田正純衆院議員(代理で笠井国利秘書)・福山守衆院議員(代理で伊澤良和秘書)・飯泉嘉門知事(代理で大田泰介保健福祉部長)・喜多宏思県議から祝辞が述べられた。例年だと両国会議員も出席するのだが、今回は国会情勢が緊迫しているためなのか残念ながら不参加であった。この他には、県の感染症疾病対策室や各保健所からも多くの方が参加して、総勢100名余りであった。


講演する高橋先生

 記念講演のメインは「パーキンソン病iPS細胞の現状と今後について」と題した高橋淳先生(京都大学iPS細胞研究所 臨床応用研究部門教授)の話しであった。ips細胞がどうしてできたか、大変な研究の末に安全で・有効なものが作られてきている。そう遠くないうちに、実際に患者に使われるようになるようで、聞いていた人の期待は大変大きいようだ。
 iPS細胞についての詳細は京都大学iPS細胞研究所のホームペジ(http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/faq/faq1.html)を見て欲しい。
 記念講演の他に、「難病法における難病相談支援センターについて」前田彰久さん(厚労省・健康局疾病対策課・課長補佐)・「難病法における地域難病連の果たす役割」森幸子さん(日本難病疾病団体協議会代表)・「高知県難病相談支援センターの現状」竹島和賀子さん(高知県難病団体連絡協議会理事長)の話もあった。地域の難病支援センターの果たす役割は大きく、行政・議会とタイアップして難病対策を進めることが大事だと感じさせられた。


司会の藤井さんと挨拶する大田保健福祉部長

 5時半からは創立10週年を記念する祝賀会があった。川島周県医師会会長・梶龍兒徳大医学部教授・足立克仁元徳島病院院長なども参加した。他の参加者も含めそれぞれが挨拶した。祝賀会の司会をした藤井事務局長に「強制」されて、カラオケを皆さん歌わされた。楽しく賑やかな祝賀会であった。

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どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
◯ふし穴もれてくる冬の陽が し瓶照らしたまま病む身
◯妻が甘えて若さがかえる 添って久しい夫婦旅
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