阿波おどり始まる 「平和連」

 昨日から、徳島市阿波おどりが始まった。徳島新聞一面の大見出しには、「復活70回目の乱舞」とあった。記事には、「戦争で焼け野原となった徳島の街で、踊りが復活してから70回目の夏。街全体がさんざめく4日間が始まった。」とある。平和ならではの阿波踊りを始めとする各地の夏祭りである。この日の人出は34万人で、250連が繰り出した。
 しかし最近の政府・自民党議員の発言を聞いくと、一度戦争法案が成立すると、華美なことはやめようとのお達しや自主規制が出てきそうで、怖い。
 また、徳島新聞の30面・31面の大見出しは「笑顔 世界へ 不戦 次代へ」とあった。そして、「平和連」の踊る様子が大きく紹介されている。この連、結成が1948年というからほんまものである。連長の吉田泰造さんは17歳で入連して、現在81歳。新聞が、このように大きく扱うのは平和こそ一番大事と言いたいからであろう。街を歩いていると、多くの外国人客に出会う。中国人客も大変多い。敵視するのでなく、相互交流で理解しあうことこそが戦争を避ける、一番の近道だと私は考える。
 わが家も二女が長野県の駒ヶ根から子供二人を連れてきているので、見物に行った。もっとも、孫の一番の目当ては出店の美味しいものである。綿菓子を買ってもらって、大満足のようであった。



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鶴彬の現代仮名遣い版全川柳(木村哲也編 邑書林 2007年12月)
◯運命を怨んで見るも浅猿(あさま)しさ
◯其の儘に流れんことを願う我
◯いい夜先(まず) 幾つかの命ゆがめられ