映画「戦場ぬ止み」と道つくり・消火訓練・大麻山登山訓練

 3日(土)は、小松島市のミニカホールで上映されている映画「戦場ぬ止み」を、連れ合いと見に行った。この映画は「標的の村」の監督と同じ三上智恵さん。辺野古基地建設反対の運動を取材している。とにかく、粘り強く明るく闘っている様子が伝わってくる。それと同時に、辺野古基地建設がいかに理不尽なものであるかが理解される。沖縄の主人公は県民ではなく、米国なのだと、そしてそれを日本政府が認めていることがわかる。
 紹介チラシには「基地と折り合って生きざるをえなかった地域の人々の思いと来し方。苦難の歴史のなかでも大切に育まれた豊かな文化や暮らし。厳しい闘争の最中でも絶えることのない歌とユーモア。いくさに翻弄され続けた70年に終止符を打ちたいという沖縄の切なる願いを今、世界に問う」と書かれている。
 

 昨日は、私が自治会長をしている谷自治会の「道つくり」があった。皆さん、定刻の8時前から集まって、道の草をとっていた。この頃は舗装もきちんとしてきているので早く済む。一番大変なのは十二柱神社の草取りである。大きな楠や桜の木があり、その上先日の台風で枯れ枝・枯れ草が境内にいっぱい落ちている。また、神社の屋根には草が生え、落ち葉もいっぱいなので、ハシゴを使って屋根に上がった。年なので足元がおぼつかない。熱心に皆さんがしてくれたので、9時には終わってしまった。スッキリした。
 この日は、10時から自治会の消火訓練をする予定になっていた。早めて9時からすることになった。中消防署から2名の職員が来てくれた。消防訓練の大切さや、家庭で防災について話し合い確認すること、避難行動の8つのポイント、巨大地震時には時間経過によって行動が変わっていくことなどが話された。また消火訓練では、参加者50名余が全員、消火器を使って訓練を行った。実際に一度でも消火器を握って訓練すると、実地(ないほうがよいのだが)の時には落ち着いてできる。
 今日は、8時過ぎから大麻山に登りに行った。屋久島に行くときと同じ重さのザックを担いでの訓練であった。8時55分に大麻比古神社奥の登山口を出発、間で少し休憩して、頂上には9時57分に到着した。頂上でこれまた少し休憩して、登山口に着いたのが11時であった。これくらいではまだまだ心細いが、やらないよりマシである。
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瀬尾茂信著(義父) 歌集「光十字に」から、
◯負傷せし戦友の手を握り励ませどただ涙してちちははを呼ぶ
◯地平線に真赤な夕日沈むとき空の彼方の父母を恋う
◯前線で写真を胸に戦える友の御霊は郷へ帰らむ
潮騒の如き軍馬の遠鳴きに愈々来たか決戦の時
密偵の情報により非常招集出動すれど敵居ず