守大助さんに年賀状と「社会のしくみのかじり方」石川康宏

 昨日は、守大助さんあての年賀状を書いた。徳島の会の会員さんに、千葉刑務所に無期懲役で囚われている、守大助さんあての年賀状を出して励ましてもらうためだ。100枚印刷した。21日に大助の会の役員会があるので、その場で皆さんに協力してもらう。
 昨日は忙しかった。午前中に年賀状の作成、午後4時半からは中国語教室に参加、その後6時からはきのこハウスの理事会に参加した。いつもどおりだが、課題が多い。
 今日はこれから9時27分発の高速バスに乗り、大阪に行ってB型肝炎訴訟の裁判を傍聴する。

社会のしくみのかじり方

社会のしくみのかじり方

 この本は、日本母親大会が今年は神戸で開かれたが、その時の記念講演の講師である石川康弘さんの本を販売していたので購入した。そうとう昔、科学的社会主義を少しかじったが、難しくてなかなか理解できなかったのだが、わかりやすい表現、たとえで今の社会を解説してくれている。
 本書の冒頭で著者は、「イギリスには『国民は自分のレベル以上の政治家を選ぶことが出来ない』という格言を、「その国の政治がアホなのは、国民がアホだから」と言い換えている。今の政治状況を考えると、なるほどとしか言いようが無い。
 本書の最後では、「ぼくは日本社会の発展も、資本主義を超えるというこの大課題に行き着かざるを得ないものだと考えています。(中略)そうして、日本の社会もこの大課題に挑む資格を順次身につけていくでしょう。」と締めくくっている。
 本書は2部で構成されていて、第1部は「あなたが学べば社会はよくなる!」であった。もちろん、私もしっかり学ばなければならないが、若い人向けに書かれた本書しっかり若者に読んで欲しい。

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