守大助総会あいさつ(案)、肝炎で大阪・福岡へ

 昨日から、連れ合いが東京に会議に行っているので、何かと大変だ。今晩遅くに帰ってくる。
 そういうわけで、昨日は連れ合いの代わりに、徳島市まで市民劇場を見にゆく(真夜中の太陽:劇団民藝 主演:日色ともゑ)人のアッシー役を勤めた。観た人は満足したようであった。劇中では「過去に対し目を閉ざす者は未来に対しても盲目になる」という、元ドイツ大統領ヴァイツゼッカーの名言が引用されているという。残念ながら日本の首相は、とてもこの位置からは遠い存在である。
 今朝は、洗濯などの雑用を済ませた後、第11回守大助さんを支援する徳島の会総会の「会長あいさつ」文の修正と、明日29日は大阪でB型肝炎訴訟の裁判が行われ、その後裁判の報告会で徳島の取組を紹介しなければならないので、発言の内容を簡単にまとめた。30日・31日は福岡で肝炎の全国恒久対策班会議開かれるので、参加する予定だ。

台北陵クリニック筋弛緩剤えん罪事件の守大助さんをご支援ください!
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 以下は、議案書向けの総会あいさつ(案)。
 会員の皆様には、常日頃から守大助さんを支援する徳島の会への活動にご参加くださり、ありがとうございます。
 おかげさまで、会員数も昨年に引き続き500名をこえており、仙台高裁宛の再審開始を求める要請署名数も 筆(全国では  筆)になりました。これもひとえに会員の皆さんの、一日でも早く守大助さんを千葉刑務所から救い出したいと思う表れと感謝しております。
 2001年1月6日に仙台北陵クリニック筋弛緩剤えん罪事件の犯人とされて逮捕された守大助さんは、15年もの長い間、人としての自由を不当にも奪われています。守さん本人にとっても、彼のご両親にとっても辛く認めがたい日々であると思います。徳島の会ができて丸10年が経過しますが、裁判所の不当判決には憤りを覚えます。
 1月19日には、2014年3月25日に仙台地裁への再審請求が棄却されて以来、ようやく初めての三者協議が開かれました。協議の内容から4月以降にも協議が続けられることが明確になりました。三者協議で良い方向を勝ち取るためにも、今まで以上の取組が求められています。
 また、2月20日には東京で、「守大助さんのえん罪をはらす集い」が開かれるので、徳島からも代表を派遣します。
これからも仙台高裁への再審開始請求で再審開始が実現できるよう、全国の支援する会・守る会・弁護団と協力して全力で活動を続けたいと考えます。
 今まで以上に、会員の皆さんのご協力をお願い致します。


鶴彬の川柳歌集「手と足をもいだ丸太にしてかえし」
◯多角形農業!多角形で貧乏になる
◯夜業の窓にしゃくな銀座の空明り
◯首を縊(くび)るのさえ 地主の 持山である
◯温泉へ寄る プランを立てて 水害地視察!
◯一粒も穫れぬに年貢の五割引き