「きょうされん」欠席、御前酒、延辺大学・「アベノミクスの終焉、ピケティの反乱、マルクスの逆襲」

 昨日(21日)もきょうされんの学習交流会に参加する予定であったが、どうも体調がすぐれないので欠席させてもらった。申し訳ない。春先はいつもこのようで、まだ疲れは取れていない。土曜日(20日)は記念講演「障害者福祉を取りまく動きと私たちの役割」講師:吉兼克彦さん (きょうされん常任理事)の話があったが、図書の販売をしていたので聞くことができなかった。基調講演は「地域づくり 町づくり 人づくり」と題して小谷勝己さん(社会福祉法人よさのうみ福祉会事務局長)が話をした。京都の丹後地方にあるよさのうみ福祉会の成り立ちから話がされたが、地域・行政・他の事業所・他業種との連携が、今の法人を作っていることの素晴らしさが伝わってくる内容であった。障害関係の団体にとどまらず、地域の活性化、地域との連携が、相互に刺激しあっていると感じさせられた。
 夜は交流会であった。100人を超える参加者で、賑やかであった。各県から出し物があった。歌・クイズ・手品・ウクレレ演奏による歌の合唱などがあったが、やはり一番はクレエール(徳島)がやった芝居である。なにしろ吉本新喜劇とも共演したことがあるのだから、本格的である。作業所の一幕が演ぜられたが、障害者の自立とそれを援助する周りの支援者・親が描かれていて、楽しいものであった。残念ながらカメラを持っていくのを忘れた。
 昨日午後から、以前一緒に働いていたSさんが連れ合いと一緒に我が家にやってきた。彼女は今岡山に住んでいる。おみやげに貰ったのが、「9」の字のラベルが付いた御前酒(真庭市・勝山 辻本店)。夜、家人と飲んだが美味しい純米酒である。酒好きで憲法9条を大切にする人たちが御前酒の蔵元に協力を得て作ったものだ。

 岡山からなぜ我が家に立ち寄ったかというと、彼女の連れ合いが来月から中国・吉林省の延吉市にある延辺大学で1年間日本語教師になることの報告であった。ここは北朝鮮と地を接するところで、朝鮮民族が半数近く住んでいる。彼は韓国語も少しは話せる。2度ほどこの地も訪問している。大変な仕事だが楽しみも多いだろう。給料を聞いてみた。月額4,000元(8万円ほど)というから、楽に暮らせるだろう。激励した。できれば彼がいる間に行ってみたい。 
 Wikipedia で調べてみた。「延辺大学(えんぺんだいがく, 中: 延边大学 Yanbian Daxue, 朝: 연변대학)は中華人民共和国吉林省延辺朝鮮族自治州延吉市に所在する省立総合大学である。中国の少数民族である朝鮮族の高等教育のため、朝鮮語を中国語とともに教授言語とする。国家重点大学に指定されている。」
 学生は2万人ほどいるようだ。日本語学科もある。
 「アベノミクスの終焉、ピケティの反乱、マルクスの逆襲」を読んだ。

アベノミクスの終焉、ピケティの反乱、マルクスの逆襲 (さよなら安倍政権)

アベノミクスの終焉、ピケティの反乱、マルクスの逆襲 (さよなら安倍政権)

 昨年6月発行である。冒頭、「この2年間、安倍首相の手法は、もっぱら経済政策―『デフレ脱却』や『景気回復』に国民の目を引き付けて、政治反動法案や軍事力強化路線の実体を国民の目から隠すことでした。」と書かれているが、最近は憲法9条改悪をストレートに出してきている。まともな保守的人間にとっても、誠に危険なことと認識されるようになった。今朝の徳島新聞を見ると内閣支持率共同通信社)は46.7%と3週間で急落し、不支持率は38.9%になっている。今後、野党共闘が進んでくるともっと下がってくるだろう。

 玄関先に、手ぬぐいのお雛様も飾った。
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