徳島肝炎の会会報と「にっぽん藝人伝」矢野誠一

 今日は、朝から忙しかった。肝炎の会の近藤事務局長から会報の発行の業務命令が出されたのである。昨晩、原稿が送られてきたので朝から校正をした。その後、9時過ぎに我が家を出て徳島に着いたのが10時。早速、印刷にとりかかった。袋詰をして会員さんに送れるようにしなければならない。今回は、肝炎署名にも取り組むので、会員さんだけでなく知りあいの知人・団体・企業にも依頼文を付けて送ることになった。袋詰は近藤事務局長からも一緒にした。間で食事休憩もいれて3時までかかった。
 月末には、とくしま難病支援ネットワークの行事の一環として、「肝炎患者の交流会」を行う。以下が、会報に掲載した告知内容。
 難病のつどいの広場 肝炎の会患者交流会
 私達 徳島肝炎の会 が加盟している 徳島難病支援ネットワーク の行事の一環として、「肝炎患者の交流会」を行います。主催は徳島肝炎の会です。同じ悩みや体験を持つ者同士で気軽に情報交換やおしゃべりを楽しみませんか。お気軽にご参加ください。
 日頃皆さんが工夫している療養法や悩み事を話し合い、すこしでも安心した生活が送れるような会にしたいと思います。是非、ご参加ください。

 日 時:3月26日(土)午後1時〜3時
 会 場:徳島県障害者プラザ3Fプレイルーム
 参加費:無料です。

 4月16日(土)にはB型肝炎訴訟説明会・無料相談会も行う。以下がその案内。
 B型肝炎訴訟型肝炎訴訟説明会・無料相談会
 日 時 2016年4月16日(土)13時半〜16時
 場 所 とくぎんトモニプラザ(青少年センター)
    徳島市徳島町城内2-1 電話:088-625-3852
 【プログラム】
 ◆13時半〜 経過報告会
  1 平成23年6月28日に国と私たちの原告団弁護団が交わした基本合意の内容、及びB型肝炎特措法について解説します。
  2 私たちの原告団弁護団の活動について説明します。
 ◆14時ごろ〜 個別無料相談会
   弁護団の弁護士が、特措法に基づく救済要件に該当するかについて、個別に相談をお受けします。

にっぽん藝人伝 (河出文庫)

にっぽん藝人伝 (河出文庫)

 「前口上」「前口上の前に」「あとがき」「にっぽん藝人伝」あとがき、が書かれている。どの文章を読んでも、著者の藝人・藝に対する愛情が満ち溢れていると感じた。
 あとがきには「藝人が好きなのである。藝人が好きであるように、藝人という言葉も好きなのである。どうも、藝能人とか藝術家というよび方はすきになれない。」と書いている。
 ここで注目すべきは、「芸」ではなくて「藝」なのである。戦後、文部省が「当用漢字表」などというものを決めて、漢字の幅広い意味・使い方を無理やり制限してしまった。芸だとなにかチャラチャラして軽薄なように感じてしまう。しかし藝だときちんと修行して獲得したものと感じさせられる。詳しくは、漢字辞典で調べて欲しい。
 初版は1979年だからもう37年も経過している。その間、本書に登場した多くの藝人が亡くなっている。残念である。とにかく、楽しい本ですよ。

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鶴彬の川柳歌集「手と足をもいだ丸太にしてかえし」
◯働かぬ獣どもさかりにきて銀座の夜ひらく
◯金庫を守る鎧戸に閉め出されている乞食
結核菌と脂ふんの渦にマネキン嬢
◯こんなでっかいダイヤ掘って貧しいアフリカの仲間達
◯ポケットのホルモン剤と紙幣の束