きのこハウス面接とあわ9条の会行動、中国語教室

 5日(土)は10時半からきのこハウスで職員採用の面接があったので参加した。履歴書を見ると派遣であちこちに行っている。日本の労働者が置かれている実体が、それを見ると一目瞭然である。一度、正職員の座を離れると、二度と正職員なれないのが、今の政府・企業の労働行政・姿勢である。安心して生きていけない事態を作り出しながら、その責任を個人に押しつけている。
 6日(日)は朝9時からマルナカ柿原店の交差点前で、のぼり旗、横断幕、ゼッケンなどであわ9条の会の行動を1時間行った。戦争法成立の影響か、車から盛んに手を振って激励してくれる人が多くなってきた。この日は風が強かったが暖かく、参加者も一番多かったので、楽しくできた。
 昨日(7日)は午前中我が家で会議。その後、入院しているTさんの見舞いに行った。夜は、中国語教室。この教室ではNHKラジオテキストの「アンコールまいにち中国語」を使って、参加者が交代で先生役をしている。中国語教室というより、日本語教室と言った感が強い。と言うのも、教室に来たのは子ども3人(いづれも母親は中国人)と大人6人(内中国人女性3名)なのだ。私たち日本人は中国語を学ぶが、中国人の彼女たちは、テキストの日本語について読み方・発音を私たちから学ぶ。良い、相互支援である。この日は「京劇」(jingju)という語が出てきた。するとKさんが歌を歌ってくれた。なかなかの美声である。題名を聞くと「紅色娘子軍」で、中国では大変有名な歌である。私もタイトルは聞いたことがある。
 ネットで調べてみると、以下の記述が見つかった。
 「威勢のいい歌である。歌詞も少し難しく、また重い。いかにも革命歌という歌詞と曲だ。歩きながら歌うのにはいいテンポだが、一般に持たれるような婦女のイメージとは違った雰囲気の歌である。中国は日本よりも男女平等が進んでいるので、婦女のイメージも日本のそれとは違うからだろう。
革命歌としては人口に膾炙した歌である。もともとは映画「红色娘子军」(紅色娘子軍)の主題歌であった。同映画は文化大革命の期間中、上映が許された8作のうちの1作である。」
 連れ合いは参加者の皆さんに戦争法の廃止を求める署名のお願いをした。現在、日本に住む中国人は100万人近くいるのだろうか。中国人の父親・母親を持つ子どもたちも大変多くなっている。日本と中国の関係が悪化する、悪化させられるのはお互いにプラスにならない。中国語教室のような場でいろんな交流を持つことは、相互理解にとって貴重だと思う。教室で話していると彼女たちが真面目に働いてる様子がよく分かるのだが、日本人と比べると、労働環境は更に厳しい状況のようだ。何年か前には労働相談を受けたことがある。その時は徳島労連に相談を持ちかけた。職場で上司などに無理難題を言われた時の受け答えも時々教えている。
 先週、肝炎の会の会報を作りに徳島に行った時、台湾料理屋さんでラーメンを食べたのだが、そこでも若い中国女性が働いていた。出身地を聞くと四川省と言っていた。
 今使っているテキストは4月中に終わりそうなので、次には「中国語会話301」(語文研究社)にすることになった。
 春らしくなり、庭の花も咲き出した。

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