B型肝炎訴訟で行動、藤・モッコウバラが満開

 一昨日(金)は午後2時からB型肝炎訴訟大阪弁護団の2名の弁護士と、県庁の感染症・疾病対策室、徳島保健所を訪問にしてきた。残念ながら室長さんは会議で不在だったので資料を渡してきた。保健所では感染症担当の課長さんと面談して30分ほど話をした。保健所での肝炎ウイルス検査は減ってきているようだが、これは県下150を超える医療機関でも無料検査ができるようになったためと思われる。またB型肝炎訴訟についての質問もあった。保健所への相談では弁護士に依頼すると費用がいくら掛かるのか心配という人もいるようだ。これについては相談については費用は発生しないこと、裁判することになったら裁判所に提出する書類については証紙代などの費用が発生するが、弁護士にはお金の支払は生じないと説明した。こちらからは、現在取り組んでいる国会請願署名などについて話をした。
 昨日(16日)は11時半から12時まで徳島駅前で、日肝協が取り組んでB型肝炎訴訟原告団弁護団も力を入れている「ウイルス性肝硬変・肝がん患者の療養支援とB型肝炎ウイルスを排除する治療薬等の研究・開発促進及びウイルス検診の更なる推進を求める請願書」の署名行動を行った。参加者は原告3名を含め7名だった。30分の短時間ながら54筆の協力が得られた。今週21日には国会議員行動があって(残念ながら私は用事があって参加できないが)、紹介議員になってくれる議員にこれまでに全国で集めた署名を届けることになっている。
 午後からはB型肝炎訴訟の相談会をとくぎんトモニプラザで行った。今回相談会に来られたのは7組10名であった。それぞれ熱心に弁護士の話に耳を傾けて、質問をしていた。一人でも多くの方が提訴できて救済につながればと思う。
 夜は私の住む地区の自治会の班長会があったので参加した。主な議題は、氏神様の木が大きくなりすぎて、社殿を壊したり、畑の耕作ができなくなったり、道路に大きく張り出したりして危険なため切ろうということであった。他の地区でもこのような悩みがあって、危険を取り除いているようだ。自治会の皆さんにご協力いただいて整備することになった。10年ぐらいに一度は刈り込まなければいけないので、費用負担が大変である。
 4月中旬になり、我が家の狭い庭にもたくさん花が咲きだした。暇に任せて数えてみると、50近くの種類・色の花が咲いていた。今一番見頃は、藤とモッコウバラである。

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 鶴彬の川柳歌集「手と足をもいだ丸太にしてかえし」が終わったので、次はすこし柔らかいものを。湯浅竹山人編の「粹の懐」。奥付には昭和2年12月13日発行、定価1円50銭とある。発行所はアルス。大阪梅田の阪急古書のまちにある杉本梁江堂で購入した。長いものもあるのだが、短いものだけに絞って紹介しよう。
◯まことつくせどまだ疑の、かかる此身のやるせなさ
◯かなしくくらしてたまさかあへば、つらさ忘れて嬉し泣き
◯さした手枕ぬきさしならぬ、實とふじつの右ひだり
◯捨て見さんせ斯(ここ)なるからは、おまへに習ふたいいきぢでも
◯初手はてくだにさす手枕も、今ぢや抜けれぬ身のつらさ