「四国の医療と福祉ではたらく女性のつどい」・守大助の会役員会・大麻山・W石会長ご苦労さん会

 27日(金)は6時から徳島市で健生山の会の会議があったので連れ合いと参加した。議題は今後の山行と納涼会について。7月は北アルプス薬師岳〜雄山、8月は南アルプスの光岳〜茶臼岳。どちらも参加できない。7月は中国の延吉に行き、8月は日本母親大会が石川・福井であるので参加することが決まっている。誠に残念である。
 28日(土)は医労連四国地方協の女性の集会「四国の医療と福祉ではたらく女性のつどい」があったので連れ合いと参加した。私は守大助さんへの支援要請で、連れ合いは母親大会の物品販売のため。この集会は四国各県の医労連が持ち回りで行っている。4年前は鳴門で行われた。そこでも支援の訴えをさせていただいた。残念ながら、4年後も訴えをしなければならない。参加者はほとんど女性。昔一緒に労働組合運動をした人の顔も多く見られ、頑張っているなと実感させられた。医療・介護の現場は普通に仕事をしていても、罪に問われる事象がたくさん起きている。無理やり犯罪に仕立て上げているようで、守さんのようにえん罪に陥らないようにするためにもきちんとした対応が求められている。労働組合の必要な所以である。この会場で会員が1名増えた。

 しかしこの日の一番の目当ては、公開講座の講師に八法亭みややっこ(飯田美弥子)さんが来るのでその口演を聞くためであった。一般公開されているため組合に関係ない人も多く来ていた。憲法の役割をきちんと知り、パンフには「歴史に学び、未来を志向する日本国憲法」と題した噺には、みなさん大笑いと拍手。弁護士が落語で憲法を語るのだからその一つ一つが腑に落ちる。聖徳太子の十七条の憲法から始まって、外国の憲法大日本帝国憲法の果たした役割か話された。現在の日本国憲法立憲主義憲法立憲主義とは「国は、人権保障のために存在する。そのために、憲法によって、国家権力を分立させ、権力を縛る。」という。その真逆が大日本帝国憲法であり自民党憲法草案である。自民党憲法草案は、国のために国民があり、「公益及び公の秩序」による人権制約を行おうとしている。「秩序」を決めるのは国、時の政権であり、国民はその人権を規制される。また、国は憲法・法律を超えて緊急事態の宣言を発することができる。ここでも国民の人権が規制される。自民党改憲草案には立憲主義への嫌悪が見られ、日本国憲法制定時の政治状況への無反省があるとみややっこさんは指摘すうる。その最たるものは、麻生副総理の「(ナチス)あの手口、学んだらどうか。」という発言である。ナチスが世界にどのような地獄をもたらしたか何も考えてはいないのが安倍政権であると思う。
 この日の晩はW石君の退職慰労会を古い仲間5人で行った。徳島市の「かたやま」で美味しい料理とお酒で、30年ほどの交友を深めた。
 29日(日)は午後から守大助の会の役員会があったので参加した。小雨の中、30分ほど宣伝行動を行った。徳島の会の到達点は、会員数497名。仙台高裁宛署名2,782筆であった。当面の行動予定を確認した。次回役員会は6月25日(土)。
 今日は連れ合いと大麻山に登ってきた。義弟夫婦も誘っていたのだが、用事ができて残念ながら不参加。雨上がりで曇っており、蒸し暑く汗だくの登山であった。

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 湯浅竹山人編「粹の懐」昭和2年(1927年)12月発行
◯闇も月夜もいとはずかよひ、おもひはらした猫の戀。
◯だます泪を瀧ほど流し、それにのろけで登る鯉。
◯今朝の追手に友綱とけば、戀に別るる舟の猫。
◯うそとしりつつのせられました、むまく車の廻る口。
◯底の底まで沈んだうへは、あまで此世を渡ります。