B型肝炎訴訟相談会と交流会、徳島県母親大会、映画「殿、利息でござる」、「山行記」南木佳士

 3日(金)は午後4時から県庁の感染症・疾病対策室を大阪B型肝炎訴訟弁護団の増田弁護士と訪問した。4月に人事異動があったので、そのあいさつのためであった。
 4日(土)は1時半からあわぎんホールでB型肝炎訴訟相談会と交流会があったので、徳島肝炎の会の近藤事務局長と参加した。弁護士も含め全員で25名ほどの参加があった。最初にテレビ放送されたB型肝炎訴訟のDVDを見た。これは札幌ではじめられた第一次の肝炎訴訟の歩みからが取材されていて、私たちの運動について初めて訴訟に参加した人にも理解してもらうためであった。そして県の感染症・疾病対策室から徳島県の肝炎対策について説明してもらった。また、大阪弁護団からB型肝炎訴訟の概要について説明があった。私は徳島肝炎の会の成り立ちと取り組みについて話をした。最後に、相談会と並行で肝炎訴訟に参加した人の交流を行った。皆さん、大変な苦労(家族関係・医者との関係・行政など)をされているのが理解できた。新規の相談は4件で再度の相談は6名であった。
 5日(日)は第56回徳島県母親大会がとくぎんトモニプラザであったので、運転手役と分科会の書記役をかねて参加した。午前中の分科会ではきょうされんが担当の第4分科会の障害者の分科会に参加した。また、全体会では仙台北陵クリニック筋弛緩剤えん罪事件の守大助さんを支援する徳島の会を代表して、参加者の皆さんに守さんへの支援を訴えた。
 全体会では小林節さん(慶應大学名誉教授・弁護士)が「未来をつくる私たちの選択!」と題して300名余り参加した聴衆に1時間半あまり講演した。話の大きな項目は、①安倍独裁政権 ②アベ政権を倒す方法 ③主権者国民の独立戦争 というものであったが、とにかく物事の本質をズバリとわかり易い言葉・比喩で話すので、安倍政権の危険性・憲法破壊の姿勢が、皆さんよく理解されたのではないだろうか。全体会には参議院選挙の徳島・高知の小選挙区で立候補予定の大西聡さんも参加して、皆さんから力強い大きな拍手が送られた。また、春名なおあき・古田みちよ比例区候補も姿を見せて皆さんにそれぞれ挨拶をしていた。

 全体会終了後には3時過ぎから晴れ上がった天気に恵まれて、徳島駅までパレードを行った。
 今日、連れ合いは母親大会も終わって休息。映画見るというので北島サンシャインまで、これまた運転手役を勤め、「殿、利息でござる」、を見た。見終わって出てくると義弟と出会った。彼も同じ映画を見ていたという。3人で昼食をとった。徳島は狭い。
 

山行記 (文春文庫)

山行記 (文春文庫)

 彼は50歳から山登りを始めた。仕事(佐久総合病院・医師)の過重負担でうつになり山登りを始めたのだが、樹木の香り、仰ぎ見る山の雄大さ、山頂から見る眼下の景色に精神が安定してくるのであった。医師の仕事と同時に作家(1989年「ダイヤモンドダスト」で第100回芥川賞受賞)として多くの佳品を書いている。
 我が家にあるのは「ダイヤモンドダスト」と「上州に上医あり」であった。

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 湯浅竹山人編「粹の懐」昭和2年(1927年)12月発行
◯こころよさそな顔して穴を、人にせせらす耳の穴。
◯みずにすなをな心を見せて、かぜに浮気な川柳。
◯花の散るころ鐘の音きけば、秋のくれより哀れなり。
◯風もおりおりこころが変わる、わたしや一筋恋のかげ。
◯陽気浮気の心も今は、さかり過ぎたる姥ざくら。