陽光学院忘年会と守大助の会・名嘉睦念版画展

 12月3日(土)は中国語教室・陽光学院の忘年会が、徳島市の「花梨」という中華料理店であった。30名近くの参加者で賑わった。中国語を学んで4ヶ月の人から6〜7年の人まで、力量はバラバラであるが、楽しく話すことができた。私のように70歳ぐらいの人も数名おり、一番若い人は20歳代。千差万別であるが、皆さん中国語を学べることに意気を感じているようだった。先日、高松市であった中国語検定試験の準4級を受けて、合格(自己採点)した人も3人来ていた。若い人が多く、私と違って吸収が早い。びっくりしたのは、私の家の近くの男性も習っていると言って、話しかけてくれた。自動車教習所に勤務して中国人もいて教える時に、少しでも中国語で話しかけて、交流を深めたいようだった。

 12月4日(日)は守大助の会の役員会があり参加した。午前中は晴れていたのだが、恒例の徳島駅前宣伝の時間には雨が降ってきて、中止。会議では、来年2月4日の第12回総会の議案書の討議を行った。
 記念講演はジャーナリストの山口正紀さん。つい最近、阿部弁護団長と共編で「つくられた点滴殺人犯 守さんは無実です」(現代人文社)が刊行された。えん罪事件の実相を知る上で貴重な本である。
 この日、あわぎんホールで名嘉睦念版画展が開かれていたので、会議の前に観に行った。素晴らしいの一言であった。カレンダー・手ぬぐい・小さな額を買った。食堂に飾ってある。
 名嘉睦念。名前の通り沖縄県人である。オフィシャルWEBサイトには、以下のように紹介されていた。
1953年生まれ
 沖縄県伊是名島出身
 絵画、イラスト、デザインを経て版画と出会う。自由にならない不定線、一気呵成の彫り上げと着色。 瞬間性の彫りと裏手彩色の技法は森羅万象をテーマとする作品世界を怒濤のごとく押し広げた。「描き足らじ」を標榜する作品は膨大な点数に及ぶ。琉歌、三線、絵本、作詞などの創作に関する自由奔放さも、自然への限りない情趣を根っこにしている。自然と民族に根を張る文体は、田畑や漁で働く人々の芯にふれ、風の様に森を駆け、野山を越え、海を渡る。 個展多数。世界規模プロジェクトのポスターや記念切手の原画制作。映画やテレビへの出演など活動多彩。2008年には気象衛星「かぐや」からの映像を観て ライブ製作、地球を彫った。



 昨日は、連れ合いのうん十なん回目の誕生日、子ども孫からプレゼントをもらって大喜びであった。

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◯退屈の猫に出て行くとこがあり(前田雀郎
◯反骨の猿で前歯が欠けていた(海野義夫)
◯昔とは父母のいませし頃を云い(麻生路朗)
◯恋人の膝は檸檬のまるさかな(橘高薫風)
◯子を産まぬ約束で逢う雪しきり(森中恵美子)