守大助の会役員会・新宴会、「杭州と紹興」(旅名人ブックス)

 昨日(9日)は守大助の会役員会があった。恒例の徳島駅前宣伝行動は、雨のため中止となった。2月4日(土)の第12回総会に向けての協議・役割分担を行った。
 この1ヶ月の間に会員が4名増え507名になった。一般の会員さんが増やしてくれている。ありがたいことだ。仙台高裁宛の再審開始を求める署名も、100筆増えて4,278筆になった。大助さん宛の年賀状も130枚普及したが、どれだけ出してくれているか楽しみである。
 総会に向けての行動も確認した。一番の問題は、50名の参加目標に対して現在確認できているのは21名。役員それぞれが知り合いに参加を働きかけることにした。
 役員会の後は居酒屋「安兵衛」で新年会。互いの経験などを話し合ったりして、お酒・料理も美味しく、勉強にもなった。

【バーゲンブック】 旅名人ブックス37 杭州と紹興

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 上海大学での短期語学留学は、授業は月曜日から金曜日の午前中だけなので、後の時間をどう使うかが、楽しみである。一応、18日・19日の土日には紹興に行こうかと考えているのだが、きちんと下調べをしないと楽しみが半減する。本書は書かれたのが2008年10月なので、だいぶ景色も変わっていることだろう。杭州は上海から高速道路で3〜4時間、紹興は上海から4〜5時間とあった。その間にも見どころはたくさんある。

 紹興は、魯迅の故郷だけでなく、清朝末期の女性革命家秋瑾の故郷でもある。「漢詩と中国文化」から秋瑾の詩をお借りした。

 秋瑾(しゅうきん、1875年11月8日−1907年7月15日)は、清朝末期の女性革命家。 詩人。原名、閨瑾(けいきん)。日本留学時(1904年)に「閨」を削って「瑾」とした。幼名は 玉姑。字(あざな)は璿卿(せんけい)、号は旦吾。紹興の人物。秋瑾とは、「秋の美しい 玉」
 魯迅の小説「薬」のモデルである。

 秋風起兮百草黄  秋風起って百草黄ばむ
 秋風之性勁且剛  秋風之性 勁且つ剛
 能使羣花皆縮首  能く羣花をして皆首を縮め使め
 助他秋菊傲秋霜  他の秋菊を助けて秋霜に傲る
 秋菊枝枝本黄種  秋菊枝枝 本黄種
 重樓疊瓣風雲湧  重樓疊瓣 風雲湧く
 秋月如鏡照江明  秋月鏡の如く 江を照して明るく
 一派芿波敢搖動  一派の芿波 敢て搖動す
 昨夜風風雨雨秋  昨夜風風 雨雨の秋
 秋霜秋露盡含愁  秋霜秋露 盡く愁ひを含む
 逭逭有葉畏搖落  逭逭 葉の搖落を畏るる有り
 胡鳥悲鳴繞樹頭  胡鳥悲く鳴き 樹頭を繞る
 自是秋來最蕭瑟  自ら是秋來れば最も蕭瑟
 漢塞唐關秋思發  漢塞唐關 秋思發す
 塞外秋高馬正肥  塞外秋高く 馬正に肥ゆ
 將軍怒索黄金甲  將軍怒りて索む 黄金の甲
 金甲披來戰胡狗  金甲披ひ來りて胡狗と戰へば
 胡奴百萬囘頭走  胡奴百萬 頭を囘らして走る
 將軍大笑呼漢兒  將軍大笑して漢兒を呼ぶ
 痛飮黄龍自由酒  痛飮せん 黄龍自由の酒を

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「川柳でんでん太鼓」(田辺聖子 講談社文庫)
◯大正の愛は楷書のままで老い
◯男老いてコップの水をひといきに
◯もう六十もう六十と紅を引く
◯美しく老いるに矢張り金が要り
◯勲章の欲しい七歳七十歳