上海大学短期語学留学②費用22万円

 昨日(水)は、荷物の片付けで忙しかった。その上、10時から日中交流協会(多分)主催の中国語教室に参加した。会場は石井町で、留学に一緒に行ったH女史からの誘いであった。使っている教材は「中国語会話301 下」であった。第24課「彼に会えなくて、本当に残念です」がこの日の学習のテーマであった。前半は、今回の短期留学が話題で、簡単な説明(中国語で)や質問のやり取りがあった。後半はテキストに基づいて学習をした。

 2月14日、いよいよ上海に向けて出発である。8時に陽光学院で中国語を学んでいるH女史・O女史が車で迎えに来てくれた。高松空港から春秋航空の飛行機に乗って行く。午後1時発の予定であるが、10時前には着いてしまった。手続きカウンターで待っていると、多くの人がやってきた。中国語ばかり。荷物検査では制限重量は3人で55kgだがかろうじてパスした。重量オーバーだと追加料金を徴収される。
 格安(今回は申込が早かったので往復2万円あまり)のため、座席は狭く足元も狭い。初めて乗ったが、ネットでO女史に搭乗券の購入を頼んだのだが、私は70歳を越していたため事前に診断書がいるとのことで難儀した。1時少し遅れて出発した。2時間ほどの飛行であった。入国手続き、日本円の両替などをして、浦東空港から上海大学までタクシーで行った。50kmあまりの距離で187元(1元18円ほど)であった。重い荷物を持っているので助かった。リニアモターカーは浦東空港から途中まで1人50元かかるので、割安である。
 5時過ぎに宿舎の楽乎楼に着いたが、世話役のW林さん、O崎さんが待っていてくれた。4年前に参加した時に現地でお世話になった呉女史(日本語は大変上手)も来ていた。翌日からの予定など簡単な説明を受け荷物を片付けて、今回一緒に学ぶ人たち(千葉・茨城)6名と近くの水餃子屋さんで食事をした。それぞれが自己紹介した。
 私の同室はH野さんで、参加者随一の年齢で、81才。脱帽である。以前も一緒に学んだことがある。この日の歩数は5,200歩。

 宿舎の楽乎楼にはいわれがある。中国古典の孔子論語 学而篇」の一節である。

「学而時習之。不亦説乎。
有朋自遠方来。不亦楽乎
人不知而不慍。不亦君子乎。」

「学びて時に之を習ふ。亦説(よろこ)ばしからずや。
朋有り、遠方より来たる。亦楽しからずや。
人知らずして慍(うら)みず、亦君子ならずや。」

習ったことを機会があるごとに復習し身につけていくことは、なんと喜ばしいことでしょうか。
友人が遠方からわざわざ私のために訪ねてきてくれることは、なんと嬉しいことでしょうか。
他人が自分を認めてくれないからといって不平不満を言うことはありません。なんと徳のある人ではないでしょうか。

 私にはなかなかこんな心境にはなれない。
 連れ合いによると、今回の短期語学留学に要した金額は約22万円。飛行機代、受講料、宿舎費、現地での食費や日用物品費、現地の旅行費用、書籍費、交通費などなど。少ない年金から準備立ててくれてありがとう。

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