守大助の会役員会、共産党演説会、「竹久夢二詩画集」

 15日(土)は仙台北陵クリニック筋弛緩剤えん罪事件の守大助さんを支援する徳島の会役員会があり参加した。役員会前に、恒例の徳島駅前で宣伝行動を行った。仙台高裁宛の裁判のやり直しを求める署名の訴えをした。暖かい日差しであったので楽であった。宣伝行動を終わってからは役員会。事務局長がきちんと整理をしてくれているので、会の到達点が分かる。仙台高裁宛の署名は4,443筆、会員数は495名となった。先月の役員会からいろんな取組がされている。私も、3月25日・26日に仙台で行われた全国交流集会の報告をした。
 今後1ヶ月の取組も確認した。4月28日は守さんの誕生日なので、千葉刑務所に服役させられている彼へ送る寄せ書きを皆で書いた。裁判資料の読みあわせも行い、事件への理解を深めた。

 16日(日)は日本共産党演説会が吉野川市であり、連れ合いらと参加した。150名ほどの参加者があった。演説会では元吉野川市議会の議長(無所属)だった方も、「いま日本共産党が強くなることが国民にとって必要だ。国政でも地方でも日本共産党の議員が増えることが、国民の幸せにつながると確信する」と話された。
 そして、来月にある吉野川市議選挙に立候補し5期目を目指す岡田光男市議、衆議院徳島2区で立候補予定の久保孝之さん、衆議院四国ブロック予定候補の白川よう子さん、衆議院議員近畿ブロックの堀内照文さんも話をした。
 白川さんは現在は香川県義だが、生まれは徳島で、私の元仕事場の同僚である。年齢は20歳も離れているが、しっかりしている。

竹久夢二詩画集 (岩波文庫)

竹久夢二詩画集 (岩波文庫)

 解説では、編者の石川桂子は「詩人になりたかった夢二」と書いている。夢二の叙情性のある絵は有名であるが、詩も多くの若者に支持されてきた。もう、30数年も前に岡山にある竹久夢二郷土記念館と生家に行った記憶がある。
 夢二(1884年〜1934年)が亡くなって、もう83年にもなる。岩波書店で文庫化されたということは、詩人としての再評価が行われてきているということか?そこでわが家の乏しい詩集の中から探してみた。80冊余りあったが、夢二の詩集は無い。出てきたのが「現代詩人全集」(角川文庫 全10冊 1961年〜1963年発行)であった。1964年に買い求めている。高校時代に僅かな小遣いで買ったようだ。この頃買ったのは詩集が多かった。
 この全集には、207名の詩人の3,000あまりの詩が収録されている。森鴎外や画家の中川一政の詩も収録されているのだが、夢二の詩は1篇も無い。この頃は詩人としては、全く評価されていなかったということになる。

 コピーが薄くてよく読めない。
 山・山・山
   ”神は田舎を造り 
    人は都会を作る”
 原つぱの風のやうに
 身ま丶で来はきたが
 うす紫のふるさとの
 山を見たらば泣けてきた。

台北陵クリニック筋弛緩剤えん罪事件の守大助さんをご支援ください!

B型肝炎訴訟をお考えの方は、全国B型肝炎訴訟弁護団へご相談を!

「江戸端唄集」(岩波文庫
◯夜桜や
 夜桜や 浮れ烏の まひまひに 花の小かげに 誰やらが居るわいな とぼけさすんな 芽柳が 風にもまれて ふうわりふわりと ヲ丶そふかいな そふじやわいな