肝炎で国会議員要請、肝炎サポート大集会、竹久夢二美術館

 26日は、肝炎に対する医療費助成の拡大実現に向けて、国会議員要請行動と、肝炎サポート大集会が東京であったので参加した。私たち徳島班(Nさん、Kさん、真鍋弁護士、私)が訪問したのは、徳島選出の衆参国会議員(いずれも自民党)と京都の井上哲士議員(共産党)であった。
 後藤田正純山口俊一・福山守・中西祐介・三木亨の各議員は残念ながら皆さん不在であったが、秘書の方に応接室できっちりと話をきいていただいた。井上哲士議員も徳島班の担当で、本人と話ができた。準備された資料と、私が4月7日に徳島大学の医学系学生(430名)に話した患者講義の全文を渡してきた。前回(2月7日)の訪問にも、面談して話したのでスムーズに話ができたとおもう。来年度には是非、肝硬変・肝がんの患者にも医療費助成が実現するようにしたい。
 夜は、星陵会館で肝炎サポート大集会PART3が開かれ、全国から350名の人が集まった。集会では、厚労省の小野俊樹肝炎対策推進室長が肝がん・肝硬変への医療費助成拡充に向けての、国による実態調査(肝炎患者のレセプトを調査して、患者数・医療費の実態など)の進行状況を報告した。本来は3月末までに明らかにする予定で、この集会もその報告を下に国会議員要請行動をすることになっていたが、残念ながら遅れた。それでも、5月中には明らかにされるそうで、来年度への予算確保に向けた取り組みがますます重要になってきている。挨拶する、全国B型肝炎訴訟原告団の田中代表。


 翌日の飛行機は午後の便をとっていたので、せっかく「竹久夢二詩画集」(岩波文庫)を読んだので「竹久夢二美術館」に行くことにした。東大の前の住宅が美術館であった。弥生美術館と併設されている。
 弥生美術館3階展示会場では「#高畠華宵 展・華宵が愛した花々 The flowers kashou loved 〜乙女の花言葉〜」を開催中であった。また、「生誕100年 長沢 節 展 〜デッサンの名手、セツ・モードセミナーのカリスマ校長〜」も開催されていた。
 竹久夢二のコーナーでは、「夢二が描く大正ファッション 〜大和撫子からモダンガールまで〜」が展示されていた。見に来る人は皆さん女性ばかりであった。夢二の絵のブックカバーを買った。


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「江戸端唄集」(岩波文庫
都々逸百人一首
 足びきの 山鳥の尾のながながしよを どうして一人で 寝付(ねつか)りやう
 本歌 あしひきの山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかも寝む(柿本人麻呂