なんでもあり、陽光学院、シルバー大学、赤紙配布、ゴジカル、山の会忘年会、きょうされん署名、肝炎医療講演会・B型肝炎訴訟相談会、あわ9条の会、難病で災害セミナー

 連日、忙しかった。
 12月7日(木)は、朝10時から徳島市内にある総合福祉センターでシルバー大学の中国語中級を受講した。午後3時までである。その受講の間に、シルバー大学の芸能大会(12月15日)で中国語中級クラスが披露する、カンフー体操と中国語の歌「朋友」の練習があった。練習は頼りになる女性がいて、体操も歌も教えてくれる。この日学んだのはテキストの10課「夜景が超キレイ」、11課「北京冬季オリンピック」の部分。進むスピードが早いので予習が大変。その上、宿題もある。
 この日、午後4時半からは陽光学院でも中国語が1時間あまり。頭がフラフラしてくる。ここのテキストは北京語言大学の「漢語口語速成 基礎編」。予習が追いつかない。
 8日(金)は75年前に太平洋戦争が始まった日。多くの若者が赤紙1枚で兵隊に取られ、無謀な戦争に駆り出され、自分が亡くなっただけでなく、数百万人もの他国民も殺した。戦前、国は国民を兵隊に取る時、召集令状1枚で「いついつまでにこの地に来なさい」と命令を下した。そ令状の紙が赤色なので「赤紙」と言われた。我が家のすぐ裏に高校があるので、登校途中の生徒に毎年赤紙を配布している。
 夕方は、四国放送の「ゴジカル」という番組で、翌日の肝炎医療講演会とB型肝炎訴訟相談会の案内を、大阪から来た弁護士2人と私と連れ合いとで行った。そごう百貨店前のふきっさらしのところでやるのだが、風がとても強くて寒い晩であった。
 この後は、健生山の会の忘年会があった。これも連れ合いと参加。今年は山の会主催の登山はほとんど行けていない。どういうわけか大事な行事とぶつかってしまうのであった。それでも参加した皆さんと楽しく交流できた。この日の最大の話題は台湾の玉山(日本が台湾占領中は新高山と言った。)登山であった。リーダーはじめ4人が話す登山中の出来事は、聞いていても楽しいものであった。2次会も行きたかったのだが、翌日に大事な行事が2つもあるので遠慮した。
 9日(土)は10時半から徳島駅前で、きょうされん徳島支部の署名行動があったので参加した。16名ほどが駅前に集まった。しかし、近年徳島駅前は土曜日と言っても人通りが少ない。12時まで行って訴えたが、集まった署名は47筆、募金は1万円あまりであった。しかし、地道に継続して行うことが、障害者制度の改善につながる。皆さん元気に大きな声を出して訴えていた。今回の請願項目は以下の通り。

 第41次請願項目
1.障害のある人が家族に依存することなく、自らが希望する自立した生活が送れるよう、所得を保障し、生活を支援する制度を確立してください。
2.深刻な職員不足の解決に向けて、一般労働者の平均賃金より月10 万円も少ない福祉職の給与を増額するよう、報酬体系を抜本的に見直してください。
3.障害のある人が、65 歳を超えても必要とする制度を原則無償で使えるよう、障害者総合支援法の介護保険優先原則を廃止してください。
4.地域活動支援センターについては、安定した運営ができるよう、国がその実情を把握し、国の責任で予算確保のための措置を講じてください。
5.障害者権利条約でうたわれた『他の者との平等』の権利を保障できるよう、障害関連予算の配分率を先進国の平均値なみに引き上げてください。

 土曜日午後2時からは肝炎の医療講演会とB型肝炎訴訟相談会が、佐古駅前のJA会館であった。この日の医療講演会の講師は友成哲先生(徳大病院・消化器内科)で、主な肝臓の病気、肝臓の主な働き、C型肝炎とは、C型肝炎ウイルスに感染すると、C型肝炎治療の変遷、DAA(内服治療薬)紹介、日常生活で気をつけること、B型肝炎とは、B型肝炎治療、など最新の治療方法について詳しく話をしてくれた。
 講演の後はB型肝炎訴訟相談会で、4人の弁護士が相談者に熱心に対応してくれた。ここで思いがけない出会いがあった。兵庫からB型肝炎訴訟原告のOさんがお手伝で参加してくれていた。頂いた名刺を見ると、どうやら「きょうされん」の事業所で仕事をしているらしいので確認すると「そうだ」とのこと。B型肝炎訴訟原告の中にもいろんな肩書を持っている方がいるのだと感心した。午前中行ったきょうされん徳島支部支部長さんはB型肝炎患者で、徳島肝炎の会の古い会員さんである。署名が終わって彼も医療講演会に参加してOさんと交流を深めていた。
 昨日曜日(10日)は朝からマルナカ柿原店前の交差点で、恒例のあわ9条の会の宣伝行動を行った。この日の参加者は5名であった。あまり寒くなく、快適な1時間近くの行動であった。車から手を振ってくれる人、声をかけてくれる人がいて、大きな励ましをもらった。
 まだある。午後からは徳島市の障害者交流プラザで、とくしま難病支援ネットワークなどの主催による災害セミナーがあったので参加した。セミナーの講師は柳原志保さん。東日本大震災を、宮城県多賀城市で経験して自宅が大規模半壊した。その後妹さんが居る熊本に移り住んだがここでも熊本地震に遭遇した。熊本に移住してから地域おこし協力隊として活動しながら防災士の資格を取得している。自身の経験と防災士の資格を活用して全国各地で200回を越える防災講演を行っている。
 女性目線・母親目線で、無理なく楽しめる防災術を教えてくれた。身近なものを使ってできるキッチンペーパーマスクや新聞を使ったスリッパ、カセットコンロや鍋を使った米の炊き方、災害避難所での暮らし方など、わかりやすく実践すれば難しくないものばかりであった。
 避難所は大勢の人が集まり衛生環境も悪いので、感染症対策が大事である。これについては徳島県健康増進課、感染症・疾病対策室の職員が丁寧にその対処方法を説明してくれた。
 今日は数カ月ぶりに大麻山に登ろうとしたが、行く途中で雨になってしまった。そこで連れ合いは長野の娘に電話して、1月はじめに誕生日を迎える孫のお祝いにつて電話で問い合わせた。学校からスキーに行くとのことで、希望はスキーウエアであった。DEPOに行って買ってきた。喜んでくれるであろうか。大変大忙しの5日間であった。



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「江戸端唄集」(岩波文庫
◯都々逸百人一首
 やくやもしほの 身もこがれつつ ぬしをまつ尾の うらざしき
 本歌:来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ(権中納言定家)
 うしと見し夜も 今日びに成て みれば恋しい ことばかり
 本歌:ながらへばまたこの頃やしのばれむ憂しと見し世ぞ今は恋しき(藤原清輔朝臣