法事、連れ合いに新車、きのこハウス理事会、9条の会、阿波市議会選挙、寄席紳士録(安藤鶴夫)

 17日(日)は義父の13回忌の法事であった。親戚縁者が40数名も集まり義父の供養をした。賑やかに生前の義父の様子を話し合った。私は、義父が短歌を詠んでいたので、自費出版歌集「光十字に」の編集を手伝ったことがある。今から13年前のことである。戦前は一兵士と成って中国各地を転戦した。戦争は二度と起こしてはならないという、思いがこもった歌も詠んでいる。


 朝食を共になしたる戦友が夕べ果たして無事に揃うや
 衛兵に一人し立てば分哨の月の光に故郷うかぶ
 手を握り声を限りに励ませどうつろの瞳に「母さん」とただ
 初年兵の仕上げと突きし捕虜兵の睨みし顔を今も忘れず
 戦争はすべきに非ず人をして鬼となさしむ兵も将をも

 19日(水)は午後6時からきのこハウスの理事会があり参加した。経営的には何とかなっているようだ。先日面接した1人が仕事を始めており、真面目にやっていてくれているとの報告があった。
 20日(水)は午後7時から我が家であわ9条の会の事務局会議があった。ニュースの正月号発行、宣伝時間の変更などを話し合った。
 来年3月には阿波市議会議員選挙がある。23日の午前中、候補予定者の中野あつしさんと知人・友人を30軒ほど訪問して、支持を訴えた。中野さんは教員を34年間もしていて校長にもなったが、なかなか温厚な人物である。
 「寄席紳士録」を読んだ。先日紹介した「文庫本を狙え!」で紹介されていた1冊である。破天荒な落語家の生き様が、活き活きと紹介されている。解説では「何より粋で、軽くって、甘哀しい味に仕上がっているのがいい。」と書いているが、全くそのとおりである。この時代の落語家たちは、男性優位の時代の中で、貧乏でもわがままに生きていた。

寄席紳士録 (平凡社ライブラリー)

寄席紳士録 (平凡社ライブラリー)

連れ合いが車を買い替えた。前の車は日産ノートで12年、19万キロも乗っていた。今回はスズキのソリオである。昨日、我が家に届いた。

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「江戸端唄集」(岩波文庫
◯都々逸百人一首
 あぢきなき世と あきらめながら たれしもお金は ほしいもの
 本歌:ひともをし人も恨めしあぢきなく世を思ふ故に物思ふ身は(後鳥羽院
 ももしきや 古き布子をかさねぎしても 冬の夜風は 身に余る
 本歌:百敷や古き軒端のしのぶにもなほ余りある昔なりけり(順徳院)
 これで、都々逸百人一首は終了。次回からは「山家鳥虫歌 近世諸国民謡集」(岩波文庫)から紹介の予定。