B型肝炎訴訟期日参加と徳島新聞記事、B型肝炎訴訟相談会、知人の死

 昨日(9日)は大阪地裁でB型肝炎訴訟の裁判があったので参加した。今回は傍聴席に入りきれないほどの参加者であった。
 傍聴席には鹿児島県から来た原告・弁護士12名もいた。大阪の活動が全国的に見ても進んでおり、そこから学びたいとの話であった。鹿児島から来た人の中には2017年11月12日〜13日に、広島の宮島で開かれたB型肝炎訴訟の「第1回中四国原告交流集会in広島」に参加した人もいた。沖永良部島出身で名瀬市に住む90歳を超える叔母を知っているという人である。嬉しいことだ。意見陳述では、B型肝炎ウイルスキャリアの男性(徳島出身)と高知生まれで子ども二人に母子感染させた女性が話をした。女性は民法の規定の20年除斥にかかる人でその運用の改善や肝炎に対する差別偏見の一掃、患者講義等による医療従事者の正しい知識の普及、B型肝炎を治せる創薬の実現などを訴えた。
 今回は77名の原告が和解した。徳島も1名いた。
 裁判の後の報告集会では、10年間もの間、大阪原告団の共同代表を務め退任した小池さん(徳島出身)への感謝のイベントもあった。小柄な小池さん、長いこと大阪原告団の活動を牽引してくれてご苦労様でした。これからもよろしくお願いします。テレビ大阪徳島新聞が取材に来ていた。今朝の徳島新聞記事は以下の通り。

 次回裁判は5月18日(金)

 今日は、朝から知人の葬式があったので連れ合いらと参加した。亡くなったTさんは私と同年代。小さいときから家庭に恵まれず苦労をし、私から考えるととてもつらすぎるものであった。そして息子さん・夫を早くから亡くしていた。それでも気丈に生きてきた人だった。

 昼からは徳島市のJA会館でB型肝炎訴訟相談会があった。私の知り合いも来ていた。新規の相談者は5組であった。相談が一段落したあとに少し早めに帰ってきた。

今年の目標
①中国語検定2級合格 とりあえず3月25日が試験日
魯迅全集全20巻読了 現在、第3巻「野草・朝花夕拾・故事新編」読了。近頃は検定受験準備のため進んでいない。
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「光十字に」の中から「復員」瀬尾茂信
◯髭面と垢にまみれて帰りたる戦地の土産は虱にてありき
◯DDT頭からふられて上陸し焼土の故国に立ちすくみたり
◯華中にて負けし事なき我等には焼土の故国夢かと思う
◯仙崎に初めて祖国の土をふみ敗戦の様に涙さえ出ず
◯復員の姿みつけて問いかくる老婆に母の姿重なる