久しぶりの高越山(1,133m 阿波富士)、500円新硬貨?

 昨日は健生山の会のW石会長、連れ合いと高越山に登ってきた。これも5月20日空海の道ウオーク準備のため。阿波市の我が家から、吉野川を隔てて南西方向にある高越山は、毎日のように眺めている。阿波富士とも称されていて、我が家から見る高越山はなるほど富士山のようでもある。標高は1,133mだが、ふいご温泉そばの登山口から登ると、標高差は1,000m程もある。大麻山と並んで登山訓練には格好の場所である。四国で2番目に高い剣山(1,955m)に登るよりも大変な山である。見ノ越から登る剣山の標高差は570mで歩行距離は5km。
 登山ガイドには往復歩行距離、約9kmとあり、歩行時間5時間とあった。最近はあまり歩いていないし、大麻山にもあまり登っていないので、少々不安であった。
 登山口を7時20分に出発。W石リーダーはゆっくり登ってくれた。中間点の中之郷の途中で小休憩、中之郷に着いたのは8時53分。ここの標高は555mである。アメを食べ水を補給して再出発。頂上前1kmのところでまた小休憩。頂上に着いたのは10時40分であった。頂上にある空海の像が私たちを迎えてくれた。この日の天気予想は曇で夕方から雨と報じていた。それでも久しぶりに頂上から見下ろす吉野川はゆっくり流れていた。頂上下にある高越寺で早い昼食をとった。そこには松山から来たお遍路さんがいた。彼女は番外札所のここにも足を運んで登ってきたそうだ。60歳すぎの彼女、先に書いた台湾人の女性ととも大したものだ。境内にはツツジシャクナゲがきれいに咲いていた。面白いのは高越寺に設置している自動販売機。新500円貨は使えませんと表示している。調べてみると今の500円貨が発行されたのは、2000年であった。この自動販売機、時代を超えて頑張っている。11時20分に寺を出発し、中之郷に着いたのが12時20分。小休憩。3年ぶりに登った高越山の急な坂を降りるのは大変つらい。登山口に降りてきたのは13時28分であった。歩行時間は5時間であった。
 W石リーダーのおかげでなんとか登り切ることができた。大感謝。御所の郷の温泉で疲れを癒やした。連れ合いは我が家に戻ってきて、3時間ほど爆睡。久しぶりの本格登山で、大変疲れたのであろう。私も足腰が痛かった。




台北陵クリニック筋弛緩剤えん罪事件の守大助さんをご支援ください!
B型肝炎訴訟は全国B型肝炎訴訟弁護団へご相談を!
「山家鳥虫歌」(近世諸国民謡集 岩波文庫
◯昨夜呼んだる花嫁御 けさは無間(むけん)の鐘をつく
◯花は一枝折り手は二人 わしはどちらへ靡くやら
◯一人山道もの凄(すご)ござる 早く声出せ時鳥
◯情けないぞや今朝立つ霧は 帰る姿を見せもせで
◯雉子(きじ)の雌鳥薄(すすき)のもとで 夫(つま)を尋ねてほろろ打つ