四国放送「ゴジカル」、医療機関訪問、「東京空襲」(一色次郎 河出書房新社)

 昨日は、B型肝炎訴訟大阪弁護団の増田・真鍋両弁護士と、小池B型肝炎訴訟大阪原告団元代表)が徳島に来て、医療機関訪問をした。今回の目的の一つは、リーフ「ウイルス性肝炎 患者さんに役立つ制度」徳島版の普及であった。肝炎対策は私たちの取組の成果を含め、格段と進んできている。ウイルス性肝炎患者さんにその制度をよく知ってもらい、活用することが、治療・療養の向上につながる。各県ごとに制度が少しづつ違うので、その徳島版である。二組に分かれて行動し、徳島市民病院、東徳島医療センター、虹の橋病院、天満病院、赤十字病院、田岡病院、徳島県民医連(1病院、4診療所、2歯科診療所、5薬局)、NHKを訪問して協力を求めた。

 二つ目の目的は四国放送「ゴジカル」に出演して、今日の肝炎医療講演会・B型肝炎訴訟相談会の広報をすることであった。今日の医療講演の内容を書いたプラカードを掲げて、1分足らずで宣伝するので大変であった。私が話したのだが緊張した。
 午後1時半から徳島駅前のホテルサンルート徳島2階で行われる。医療講演会・相談会もどちらも申込不要、無料なので多くの方に参加していただきたい。

 私たちは写っていないが、ゴジカルはそごうの前の2階の広場で行われる。

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 一色次郎の「東京空襲」を読んだ。綿密に日記を書いてきた一色次郎の空襲体験である。連日、米軍による空襲があり、それも次第に規模が大きくなり、被害も甚大になってくる。1944年11月24日から1945年8月19日までの記録である。7月2日に厚労大臣との協議会に参加した後、東京堂書店で購入したもの。7月17日にも書いたが、軍備拡大・戦争は我々庶民にあっては、全く幸せを生み出さない。悪の権現であるとおもう。
 著者の妻は沖永良部島出身である。彼の「青幻記」は映画にもなって、沖永良部島の美しい風景と島の人々が描かれている。マイナーな作家だが、著者の誠実な気持ちが伝わってくる文章である。今までに読んだのは「青幻記・海の聖童女」「愛の風土と人生」「左手の日記」「小魚の心」「父よ、あなたは無実だった」。

今年の目標

①中国語検定2級合格 不合格だったので、次回11月25日をめざす。
魯迅全集全20巻読了 現在、第5巻298ページまで読了。
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「山家鳥虫歌」(近世諸国民謡集 岩波文庫
◯臼よ回れよ回れよ臼よ 晩の夜びきに回りあふ
◯岩に堰かれて腹立つ波も 心直ぐなら波越さん
◯つまは北国まだ帰らぬか 文をやりたし帰る雁
◯思ふ心のままならば 妬む心は何故やまぬ
◯昔見し夢ふり捨てて 今は昔の夢恋し