B型肝炎訴訟全国原弁会議に参加

 11月3日・4日に、名古屋市B型肝炎訴訟全国原弁会議があったので参加した。全国から200名近くの参加があった。それだけ、この運動が活発なことの証であろうか。残念ながら徳島からは私だけの参加であった。大阪原告団弁護団からの参加者は24名であった。
 3日(土)は午後2時からの開会であったが、今まで私達が取り組んできた諸活動(患者支援制度周知活動、大臣協議・厚労省交渉、情報発信、相談事業、創薬開発の動向、教育啓発活動(患者講義など)、各地の活動報告など盛り沢山だった。資料もたくさんだされ、全国の運動がどれだけ進んでいるか理解されるものばかりであった。特別報告として、東京と山陰地方の取り組みが詳しく報告されたが、多くの原告を抱えている原告団、少数ではあるが地元に密着したきめ細かい取り組みをしている地域の報告など、参考とするところが多々あった。
 午後6時からは食事をしながらの交流会。各地の報告では時間が足りなくて聞けなかった所も詳しく聞けてよかった。皆さん、苦労しながらも楽しんでしているところが活動を続けられている秘訣のようだった。
 4日(日)は15グループに分かれて、それぞれの地域の取り組み「各地の原告団を拡充するために、どのような活動をしていくべきか。ウイルス性肝炎患者の社会的地位向上の為、教育啓発的観点、再発防止(2度と集団予防接種によるB型肝炎のまん延のようなことが無いようにする)的観点からどのような活動をしていくべきか」について話し合われた。どの地域も新たに原告の一員としてこういう運動への参加者を増やすことの大変さが語られた。徳島ももちろんそうであるが、持続的に原告団活動を発展させるためには、活動家を獲得しなKればいけない。
 我が家から車で40分あまりで松茂、高速バスに乗って新神戸駅、新幹線に乗って名古屋駅まで、4時間ほどかかった。全く名古屋の街を味わうことの時間のなかった、あわただしい会議参加であった。夜、水戸に行っている連れ合いから電話があった。娘の二男の誕生日であった。10歳のお祝いであった。
 今日は、宮城の守大助さんを守る会の総会にむけてのメッセージを書いた。あと、大助さんに出す年賀状(会員の皆さんに出してもらう)を何種類か作らなければいけない。なかなか中国語検定に向けての勉強までにいかない。

今年の目標
①中国語検定2級合格 3月に不合格だったので、次回11月25日をめざす。もう11月はじめに入ってしまったが、大変心もとない事態だ。
魯迅全集全20巻読了 現在、第6巻50ページまで読了。さっぱり進まない。
台北陵クリニックえん罪事件の守大助さんをご支援ください!
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「山家鳥虫歌」(近世諸国民謡集 岩波文庫
○尋ねてござれ恋しくば 三輪の二本(ふたもと)とも過ぎん
○思ふ殿御が野へござるなら 涼し風吹け雨降るな
○山が焼けるぞ立たぬか雉よ これが立たりょか子を置いて
○人には言はりょと言ひさがりょと わしが身にさへ曇り無か
○人の口には戸が立てられぬ 流れ川滝堰きならぬ