宮内張り子「奉公さん」と「ふる里の郷土玩具」、ヘバーデン結節

 駒ヶ根から孫が来て大変である。上の子は私と一緒に寝るというのだが、それがいつもは夜8時過ぎには寝る。付きあったら、3時前に目が覚めてしまった。しかたがないので、ブログの更新をすることにした。
 先日、甥にに女の子が生まれた。私の双子の姉はようやくおばあちゃんになって大喜びである。私の子どもや甥・姪に女の子が生まれた時には、いつも宮内張り子の「奉公さん」(ほうこさん)をお祝いの一つとして送ることにしている。

 全国B型肝炎訴訟基本合意成立5周年記念四国集会が7月30日に高松であったが、その時に栗林公園にある「かがわ物産館 栗林庵」に立ち寄って「奉公さん」を買い求めて甥に送った。7月23日に東京に行った際、会場がお茶の水であったので、神田の古書店に行ってきた。そこで購入したのが「ふる里の郷土玩具」である。串田孫一が文章を寄せていたので買う気になった。47点の郷土玩具が紹介されている。我が家の棚を見ると11点ほど同じものがあった。そこにも「奉公さん」が写真入りで紹介されている。
 「江戸以来の伝統を誇る、高松張子の傑作だ。松竹梅くずしの模様を散らした真っ赤な衣装、しょぼと呼ばれる切り下げの髪の下には愛くるしい表情が和んでいる。熱病にかかったお姫様の身代わりになった少女、おマキがモデルと伝えられる。讃岐の子供たちは、ほうこさんを雛壇に飾ったり抱いて遊んだりしたほかに、子供が病気になった親は、この人形を抱かせたあと海に流し、一日も早い全快を祈った。」と書かれている。
 本にある写真は宮内フサ(1985年102歳で死去)作品であるが、買い求めて送ったのは孫にあたる太田みき子作品。

 今日は、ヘバーデン結節の手術をすることになっている。医師からもらったリーフには、「示指から小指にかけて第1関節(DIP関節)が赤く腫れたり、曲がったりします。痛みを伴うことがあります。母指に見られることもあります。原因は不明ですが、局所の所見は第1関節に発生する変形性関節症です。」と書かれていた。

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 湯浅竹山人編「粹の懐」昭和2年(1927年)12月発行
◯おもはず嬉しひ此のさかづきを、うけて眼先の色に出る。
◯持つけられてはアレあの盃も、今さらいやとはいへぬ仕儀。
◯泥も眞水と澄だるからは、ひろた田螺も角かくす。
◯かたく添たる田にしでさへも、身はなされては貝がない。
◯解て寝た夜も浮談(うだ)つき斗(ばか)り、いふてなぐさむきが憎い。