知人娘(美馬晴菜さん)の捜索と龍蛇谷散策+健康と生活を守る会祭り

 昨日(11月9日)は健生山の会に「美馬晴菜さんを探す会」から春菜さんを探すについて要請があり、W石会長と連れ合いとで捜索の下調べに参加した。
 実はこの娘さん、5月4日に徳島県吉野川市鴨島町の山のふもとで犬を連れたまま行方不明になっていた。今も見つかっていない。
 翌日の5月5日に私らは、四国11番札所藤井寺から焼山寺の中間の柳水庵まで散策に出かけていた。藤井寺を出たすぐに多くの消防団員に出会ったので、どうしたのか聞いたのだがその時はきちんとした答えを聞けなかった。後日、それが娘さんの捜索だという新聞記事が出た。その時は大変だなあという感想を持っただけであった。しかしその後、その娘さんは徳島健生病院の看護師の娘であることを知った。
 健生の多くの方も協力して探したが見つからないので、上述の「美馬さんの娘さんを探す会」を作って大きなショッピングセンターや徳島駅前などで捜索協力・情報提供協力のお願いのチラシを撒いている。
 昨日はその一環として、母親に行方不明になった付近を車で案内してもらい、会として山間を探す日を決めて捜索しようとのことにしたのである。道は細く軽自動車でなければ走れない所もあり、舗装も随分と痛んでいるところばかりである。多くの舗装されていない脇道があり、探すのも大変だと感じさせられた。その道道には娘さんの写真が木にぶら下がっており、ご両親が本当に苦労して必死になって探している様子がうかがわれた。
 健生山の会として果たして十分なことができるかは不明だが、昔の同僚の娘さんでもあるので、出来る限りのことはしたいと思う。

 当初、鴨島町の山を歩いて探すのかと思ったのだが、この日は事情を聞いてこれから策を練るということになり、折角の登山支度が無駄になったので、阿波市土成町にある龍蛇谷に連れ合いと行くことにした。
 実はこの龍蛇谷生活環境保全林、9月23日にも行ったのだが、草ぼうぼう、倒木もいくつもあり余りにも道が崩れてひどかったので、徳島新聞の「読者の手紙」欄に現状を書いて投書し、世論を喚起して県の適切な対応を求めたのだ。
 阿波市長の要請で阿波市の森林環境組合が、下草を刈り、倒木も処理してくれていた。その上、秋になったので草も枯れ始めまだ不十分とはいえ、適当に汗もかいて気持ちよく歩くことができた。
 猿の姿も見ることができた。猪を捕獲する檻も設置されていた。今までに5・6回ほど来たことがあったが猪にはでく会わさなかった。ところが今回は、歩いて30分ほどするとウ―という動物の唸り声が聞こえてきた。そして、下りのきついチャレンジコースを下ってゆくと、下からこちらに向かう猪の姿が見えた。やばいと思ったが、幸いにも猪は反転して姿を隠してくれた。ヤレヤレである。




11月9日


9月23日


 今日(11月10日)は健康と生活を守る会祭りが徳島市の末広であったので、守大助さんを支援する徳島の会として大助さんの再審開始を求める署名を、役員5名で行った。天気予報では、雨。これは困ったなと思ったが、車を会場に走らせる途中は雲が多く、少し雨も降ったが、会場に着いたころには晴れになった。守る会の会員さんや、近所の人々が三々五々やってきた。バザーや歌や踊り、健康チェックもあり、若い子供連れの人も多く見られた。10時過ぎから12時前までの行動で、71筆の協力を得ることができた。多謝。




我が家の絵馬 徳島・剣山 宝蔵石神社  2006年9月24日購入



どどいつ入門(中道風迅洞 1986年 徳間書店
○女波やさしき 小磯の浜へ じれてぶつかる 仇男波
○雪の化粧は さらりとやめて 素肌じまんの 夏の富士
○風が戸を叩や うつつで開けて 月に恥かし 我が姿