2008-01-01から1年間の記事一覧

昨日は、久しぶりに大麻山に登った。長野から帰ってきて、ずっと休養していたので、身体は軽く感じた。いつもと違って、多くの人が登ってくる。頂上には十数人の人がいた。聞いてみると、祭事があるという。 日曜日は、30年来の知人の葬式であった。私より3…

木曽駒ヶ岳

8月8日の夜に徳島を出発して、木曽駒ヶ岳(2956m)を目指した。今回の参加者は、W石氏・Y本氏・M野氏と私たち夫婦であった。9日の早朝から駒ケ岳ロープウエイに乗って、しらび平駅から一気に950mも高度を稼いで2612mの千畳敷に到着して登山開始。しかし、調…

むの たけじ

むの たけじ(武野武治)の本を読むのは40年振りである。実は、もう亡くなっていると思っていた。紹介する本の中で、聞き手の黒岩比佐子はこう書いている。「むの自身、これまで何回も『故人』とかかれたことがある、と冗談のように語っているほどだ。だが、…

夏風邪

土曜日の夜からどうものどの調子がおかしい。おまけに舌もおかしくなって食事が不味い。夏風邪にかかってしまった。毎晩、蒸し暑く寝苦しい。 「731 石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く」をようやく読み終えた。731―石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く (新潮文庫)…

内視鏡検査

今日は、朝から内視鏡検査であった。胃・十二指腸を見てもらった。今までは口から飲み込むタイプであったが、今回は鼻から管を通して見るタイプのものであった。口からでも鼻からでも、管が通るときの違和感にはなかなか慣れない。しかし、鼻からの場合は鎮…

中国語教室

昨晩は、週1回の中国語教室に参加。予習も復習もほとんどしないので上達しない。それでも3年目に入った。昨日の内容は、各自の最近の出来事を中国語で表現する。自分で書いたものを、先生が添削してできた文章は、下記の通り。教室では簡体字で書いている…

明治少年懐古

副題に「あかりをつけて夜学をはじめやう」とある。著者は版画家・詩人である。1972年に亡くなったが、中央公論社から「川上澄生全集」(全14巻)が出されているが、今は古書店でしか手に入らない。本書は1936年に版画荘から「少少昔噺」と題して刊行されて…

丸石・次郎笈・剣山・一の森

7月20・21日は、健生山の会の行事で、表記の山に行った。詳細は「マサ子通信Part2」を参照。晴れたよい天気で満足のいく山行であった。奥祖谷二重かずら橋の登山口から、丸石・次郎岌・剣山を経て一の森へ。途中何度も休憩して、一の森ヒュッテに到着したのが…

大江戸化物細見

楽しい本である。以前、近世の本をもみたいと思って、同じ著者の「妖怪草子 くずし字入門」(柏書房)を読んだが、ちょっとばかりしても、実物は読めない。 大江戸化物細見作者: アダムカバット,Adam Kabat出版社/メーカー: 小学館発売日: 2000/01メディア: …

「大鳥公使韓庭談判之図」

昨日、古書店「モウラ」で表題の錦絵を購入した。3枚組 1枚23センチ×35センチ 7月14日のブログで紹介した「日清韓談判之図」と構図は同じであるが、登場人物が若干違っている。作者も本では「経哉」であるが、購入したのは「延一」である。色んな作者が同様…

田山花袋

田山花袋といっても、知らない人が多いだろう。明治・大正時代に活躍した作家である。彼の作品としては「蒲団」「田舎教師」しか読んだことがない。 先日、古書店「モウラ」に行った。そこには、明治・大正・昭和前期の雑誌などが多くあった。多分、旧家から…

トレーニング

今年の夏には木曽駒ヶ岳・伊那前岳・宝剣岳に登山する予定(8月8日出発)なので、トレーニングをしている。毎週1〜2回は大麻山に行く。また、高越山(1122m)にも挑戦している。7月8日には連合いと行ったが、所要時間は上り2時間35分、下り1時間33分であっ…

久しぶりの映画

昨日の肝炎講演会は、さびしい参加者だった。主催者は300席を用意し資料も400部用意したと言っていた。それが40名程度だったのだから驚いた。既に徳島の会場に行って話を聞いた人もいたようだが、今後は事前に全日程・会場を知らせていたら、患者にとって負…

いとこ会

昨朝は、雷鳴と土砂降りの雨の音に早くからおこされてしまった。心配していた雨もやがてやみ、午前中に新聞配達。久しぶりに家の掃除で浴室を綺麗にしたが、蒸し暑いため汗びっしょりになった。午後は、少しばかり読みかけの「竹内好の文学精神」をよんだ。…

てぬぐい手帳

我が家には手ぬぐいが100本余りあり、そのうち何本かは季節ごとに手ぬぐい額縁に入れて飾っている。 「てぬぐい手帳」は京都の永楽屋・RAAKのてぬぐいを紹介している。昭和初期のものから現在のものまで、見ているとなかなか楽しい。てぬぐい手帳―京都・…

高越山

6月28日は、健生山の会で高越山(1122m)に登った。参加者は、私のほかW石・Y本・M田の各氏と新加入のT條女史。当日は予報された雨も降らず曇天ではあったが、比較的登りやすい天候であった。6時30分にふいご温泉そばの登山口から行動を開始した。この…

日本の侵略戦争とアジアの子ども

カラー図版と題している。文章ではなかなかわかりにくい日中戦争・太平洋戦争時代のことを、当時出版されたものをカラーで見せようとしている。教科書・絵本・漫画・紙芝居・おもちゃ・ポスター・新聞・音楽と、ありとあらゆる教育・メディアを駆使して、子…

週刊朝日

6月19日は徳島に用事があったので、ついでに古書店モウラに立ち寄った。そこで購入したのは「週刊朝日」昭和18年1月17日号と4月25日号。表紙はカラーとはいえ、たったの38ページしかない。紙不足が深刻になっていた証左である。 昨日は、高松で中四地協保険…

明治・大正・昭和軍隊マニュアル

明治・大正・昭和 軍隊マニュアル (光文社新書)作者: 一ノ瀬俊也出版社/メーカー: 光文社発売日: 2004/07/16メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (13件) を見る 先日、同じ著者の「戦場に舞ったビラ」を紹介した。この時期に行われた軍事教練…

夜の女王

「夜の女王」と言っても、一晩だけ咲く花である。直径30センチほどの大輪である。今晩咲くので紹介する。 6月16日には、山菜迷人が高松の会議の後、徳島の佐々木灰燼邸に立ち寄り、宴会を行うことになった。参加者は後私とW石氏だ。美味しい料理とお酒のも…

風俗画報

先日、古書店モウラで購入したのが、この雑誌である。「風俗画報」第158号 明治31年2月10日刊。表紙は、この季節に合わせて、節分の豆まきの図である。A4よりやや小ぶりのサイズで、40ページほど。なにしろ、1898年のもので今から110年も経っているものだか…

戦場に舞ったビラ

副題は「伝単で読み直す太平洋戦争」講談社 選書 メチエ 1,700円 一ノ瀬俊也著 戦争では、直接的な闘いだけでなく、情報戦も重要になってくる。相手の意識をどう導くかが、勝敗に一定の役割を果たす。 この本では、主に日米のビラを比較して、それが兵士・住…

宮内フサ

本「孺子の牛」の114ページに「宮内フサ」について記述した。香川県高松市の郷土玩具製作者で、正月に記念切手にもなった。この中で、私が持っているフサさんの人形の最高年齢は98歳の時に作ったものと書いた。宮内フサは1985年12月に102歳で亡くなった。今…

謹賀新年追加

「孺子の牛」を知人に送ったところ、ある方から「謹賀新年」の内、欠けていた3年分を送ってきてくれた。大事に保存していてくれて、ありがたく思う。 折角だから、追加でブログに書き加えることにした。以下の通りである。 謹賀新年追加 1998年 昨年は、政治…

退職生活

5月31日には、津志嶽にしゃくなげを見に行った。山頂付近のそれは、残念ながら今年は少なかった。つるぎ町がしている「つるぎクラブ」が行っているもので、「つるぎの達人」がボランティアで案内してくれる。雨にもかかわらず参加予定者25名全員参加であった…

お父さんへ

加那 お父さんへ ついに退職ですね。長い、長い間、ほんとにご苦労様でした。 もっと違ったやりたい仕事があったかもしれませんが、家族のためにこれまで頑張ってくれてありがとう。 昔、出張が多くて月の半分しか家にいられなかった仕事をしていたお父さん…

退職

5月31日が退職日だが、土曜日なので勤務は今日まで。先週24日には同僚たち40名がご苦労さん会を開いてくれた。過分なほめ言葉をいただいて、お尻がこそばゆかった。参加者のみなさん、ありがとう。一生に一度のことだからよいとしよう。高知労連のT口書記長…

孺子の牛

今月末で、務めている会社を退職することになった。今日は、株主総会で役員を退任する。役員といっても、調剤薬局が6店舗、年商8億円の小さな会社だが。患者の立場に立って、きちんとした服薬指導をおこない、安全・安心の医療を目指している。 退職記念に本…

空海の道

昨日(5月18日)に「最後まで残った空海の道」の山道コースに連れ合いと参加した。今回で14回目となるようだが、私たちは初参加。四国88ヶ所の札所の中でも、もっとも厳しいと言われているコースである。11番札所藤井寺から12番札所の焼山寺までの15.6キロ。…

真実を聞いてくれ 俺は劣化ウランを見てしまった

表記の講演があり、聞きに行った。話した人は「デニス カイン」。湾岸戦争に衛生下士官として参加して、米軍の劣化ウラン弾により放射能を浴びた。そこで見たり聞いたりしたことから、平和の取り組みを始めている。2006年に広島で開催された「IGBUW劣化…